低温湿潤処理

  • 2011/09/20(火) 21:32:33

この台車には、タネが播かれたセルトレイがのせてあります。




この台車は、
いままで、5℃に設定された冷蔵室に入れられていました。

えっ!?

タネを播いてから、冷蔵しちゃって大丈夫なの??っと思うかもしれませんが、

植物によっては、タネまきをしてから、
低温に遭遇されないと発芽してこないものもあります。

自然界でも、、、秋に果実が実って、、、、
中の種子が土の上に落ちて、、、
すぐに発芽してしまったら、、、、
冬がきて、、、、枯れちゃった....

なんてことがあったら植物の子孫が残らなくなってしまいます。

なので、、、
種子が土の上に落ちても、すぐに発芽しないで、、、、
冬がきて、種子のままじっと寒さに耐えて、、、
春がきて、、、、暖かくなってから発芽する...、
というように、種子はうまく芽が出るタイミングを計っています。

だから、、、逆に低温にあたらないと全然発芽しない植物もたくさんあります。

もちろん、湿らせた状態で冷蔵してはダメなものもありますので、
植物の種類に合わせて低温処理をする必要があります。
ちなみに、湿らせた状態で低温に遭遇させる処理を、低温湿潤処理といいます。


低温処理は、長い間、タネを播いた状態で行っているので、
乾燥しないようにセルトレイをフィルムでおおっています。



発芽適温の温度条件にうつすときは、このフィルムを取り除きます。





フィルムを取った後は、再び台車にのせて、
今度は、発芽適温に保たれた発芽室で、
発芽をさせていきます。


多くの植物は、種子の発芽に低温が必要な場合がありますが、
ちょっと特殊な植物では、山火事が発芽に必要ってのもあったりします。ほんとです。
どんな植物か調べてみてくださいね〜。



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ちょっと特殊なシクラメン栽培

  • 2011/09/19(月) 06:01:17

この温室には、シクラメンの鉢がたくさん並んでいます。





シクラメンが並んでいるベンチは、、、、




この通り、、、
隙間だらけの金網の様なベンチです。

このベンチは、他の植物でも同じように使っていますが、

シクラメンの生産では、少し涼しくなってくると、
ベンチの上にシートを張って、
そのシートの上にシクラメンを並べるようにします。


今日は、そのシートを張っていきます。




このシートの表面は、銀色で光を反射するようになっています。
このシートは、反射マルチやミラーシートといったりします。



なんのためにこの反射マルチを張るかというと、、、、


シクラメンの栽培では、
葉組みという、新しくのびてきた葉を鉢の中心から
鉢の外側へ出していくという行程があります。

このとき、葉組みされた葉は、
鉢をおおうように下に向きにもしていきます。
下を向いている葉は、太陽の光を求めて、
すぐに上に向こうとしますが、
上向きになってしまうと、
奇麗に鉢を包んでいるような葉の向きにならなくなってしまいます。

そこで、、、、

反射マルチを使うことで、
光が反射して下からも光が当たるようにしていきます。

そうすることで、葉組みをしたあとも、
葉がもとに戻りずらく、下向きになったまま固定されるので、
最終的に葉で奇麗に鉢を包んだような形に仕上げることができます。



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